BSE:米国で2頭目の感染牛確認
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050625k0000e030037000c.html
BSE:米が確認検査方法改善を表明 不十分と日本専門家
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050626k0000m030069000c.html
「交通事故より確率低い」 米農務長官、BSEで発言
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=KCH&PG=STORY&NGID=econ&NWID=2005062501001040
あたしの記憶だと、これまでのBSE騒動ってのは、イギリスを発生源とした、
BSE感染牛の肉骨粉を飼料としたモノが原因だったかと。
で、アメリカでBSE感染牛がいないことになるためには、
・BSE感染牛を使った飼料が、アメリカでは使われていない。
・感染した牛を飼料にしていない。(発症していない、ではなく)
等の条件をクリアしていないといけないわけですが、確か、そんな事はなかったはず。
牛の肉骨粉の使用も続けていたはず。(感染した牛は使っちゃいけない事にはなっている)
なので、
「今回で2頭目」
ってのは、
「これまで感染した牛が2頭しかない」
ではなく、
「感染が確認された牛が2頭しか見つかっていない」
の誤りだと思うんだよね。
あれだけ大量に牛を生産している国が、日本よりも感染数が少ないってことに、違和感を覚えてしまう。
検査対象が、明らかに挙動がおかしい牛だけだし。(感染していて発症していない牛も当然います)
・・・業者が、農務省に見つけられる前に、処分して、ニクコプーンにされてたら、わかんないわけだし。
「そんな事はあり得ない」っていっても、全頭検査していないわけだから、なんの保証にもならんし。
そのへん、どうなんでしょうねぇ。
今回も、対象の牛は、一度、「シロ」と判定しているわけだし。
検査改善を謳っても、逆に、「これまでは危険な可能性があった」ってことを認めているようなもんだし。
このあたりがクリアされない限り、アメリカの牛肉輸入再開は、難しいと思いますよ。えぇ。
・・・どっかの社長さんも、このあたりをどう考えているのか聞いてみたいねぇ。
まぁ、健康被害からいったら、最近は、マグロとかクジラとかが、ヤバいらしいですけどね。
PCBやダイオキシンの蓄積量が洒落にならないとか。
食物連鎖の頂点の動物は、いろんなモノが濃縮されて蓄積されますからねぇ・・・。
まぁ、食べる時は、覚悟して食え、ってこった。食ったところですぐに死ぬわけじゃないし。