あんまり、政治的な話はしたくないし、ここでそういう話は意図的に避けてたけど。
今回の騒動でちょっと思ったところを。
あたしは、今回の「郵政民営化法案」の内容を把握していないので、
この法案自体に対しての是非は言える立場にないと思ってます。
ので、それ以外の部分で、「???」と思うところを。
よく分かんないんですよ、自民党の反対議員の行動原理が。
「郵政関係者から政治献金を受けている」ということ以外。
ってか、献金を受けてなければ反対しないんではないかと。
で、それしか理由がないのなら、
「(「献金を受けている」ということが、あまりにもあからさますぎて)お前ら、バカだろ」
と思うし、もし、そうでないのなら、
「なんで反対するの?」
と思う。
だって、自民党総裁選で、はっきりと、
「郵政民営化を推し進める」って言ってた人を総裁にしたわけでしょ?
しかも、党議拘束もあった法案でしょ?
それに逆らう、ってことは、予想された衆議院解散・総選挙に対して、
・党除名覚悟
・非公認覚悟
くらいの気持ちでやったんでしょ? きっと。
(まさか、「解散はしない」なんて甘い予測をしていたとも思えないし)
例えば、反対派の主張が、
「十分に検討された法案ではない。もっと時間をかけて練るべきだ」
ってんなら、その言葉を前面に出すべきだと思うわけ。
「『郵政民営化』そのものは否定しない。ただ、この法案では不十分なだけだ」ってね。
ところが、反対派の言葉は、
「郵政民営化そのものを反対する」
とか言ってるでしょ?
「全国の郵便局がなくなるから民営化は反対」
なんて言ってたり。 なにをいまさら言ってるのかと。
「なんで『公社』のままではいけないのか。それを説明し欲しい」
・・・ってか、「『公社』のままの方がいい」ことを、まずお前らが説明しろよ(笑)
おまえら、前の衆議院選や総裁選で、小泉首相の人気に乗っかって当選したくせに、総裁選で支持したくせに、なにをいまさら言ってんだ、と思うわけです。
今回の騒動の一連の流れを見ている限り、
小泉首相の考え方がわかりやすく、自民党の反対議員の考えが一番わかりにくい。
(野党は、「与党の考えには反対」という立場だから、わかりやすいといえばわかりやすい)
ので、選挙戦略も、そのあたりを突けば、小泉派自民党は、そこそこ票を取り、
小泉反対派は厳しい戦いになるような気がする。
(あたしなら、選挙時に、反対派を「郵政団体からの利権を失いたくない連中」とあからさまに表現する)
ってか、反対派は衆議院総選挙にむけて、新党を作らんのかね?
民主党あたりとの連立を視野に入れれば、政権取れるかもよ?
「郵政民営化反対」以外、なんの共通理念もない連立政権ですが(笑)
で、あるところで紹介されてたサイト。
郵政族議員を落選させよう
http://holyweb.fc2web.com/yusei_zokugiin.html
おもしろいくらい、TVに映ってた反対派が載っているのが面白い。
「私たちは、郵政族です。政治献金貰ってます」って公言しているようなもんだ。
っつ〜か、あたしが小泉総裁の立場なら、
「反対派のうち、当選回数の多い人ほど、公認しない」
ってことにするなぁ(笑)
・・・だって、当選回数の少ない人は、いろんな力関係に負けた人だろうから、
「反対しなきゃ、公認してやるよ」っていえば、ひっくりかえりそう。
でも、当選回数が増えるほど、メンツだとかのくだらないものを守るために、態度を硬化させるだろうから、
気持ち良く、「非公認」になっていただければよいかと。
ってか、首謀者は党籍除名処分でもいいと思うけどねぇ。
まぁ、単に、TVを見ていて、綿貫とか、亀井とか、村井とかの顔つきが気に食わないだけなんだけどね(笑)