いわん がネット上のNEWSを元に好きなことを書いてるだけの日記です。

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「ネアカ」の「何も考えてない」連中が嫌いだった。そんなあたしは「ネクラ」でした。

ARTIFACT@ハテナ系さんより。

[オタク]2000年代に考える「ネアカ」と「ネクラ」

http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050817/neaka


えっと、ユリイカ別冊「オタクVSサブカル!」が、近所の本屋に売ってなかったので、ネットで注文しました。手元に来るまでちょっと時間がかかったり(;´Д⊂)

で、


考えてみると、当時「ネクラ」と言われた人というのは、普通の人にはなかなか理解できない独自の価値観を趣味とかで持っているが故に、コミュニケーションできずに「ネクラ」と言われていた。だから、オタクなんかはネクラと繋げられてよく話題にされた。



で、現在でも、そういうタイプの人はいるんだろうけど少数派な気がしてる。今多いタイプは、一般的な価値観に馴染めない、かといって、強力な自分だけの価値観を持つこともできない人たちなんじゃないだろうか。



よく、オタクは「なるものではなく、勝手になってしまうものだ」と言われるけど、一般的な価値観に馴染めないから、マイナーな文化をたまたま選んでしまっただけの人が増えてきていて、そういう流れのオタクというのは「たまたまなってしまった」になるだろう。「オタクの浸透と拡散」である。エルメスにいわれてオタク趣味をやめてしまった「電車男」がわかりやすいが、彼にとってはオタク趣味はその程度のものだった。



「一般的な価値観になじめない」人は、それゆえに、「独自の価値観を持たざるを得ない」のでは、と思った。

「なじめない」空間に、「なじめないまま存在する」という苦しい時間を過ごすよりも、

「あたしはこれでいい」と、自分で割り切ってしまう方が楽だから。たぶん。

あたしは、逆で、自分の価値観を人に話したら、

「あなた、変わってるね」

と言われ、そこで世間とのギャップに気が付いたわけですが。

だからといって、すでに持っている価値観を変えることもできず、「変わっている」ままで、現在に至るんですけど。

そこで価値観を変えなかった、ってことは、その価値観の方が居心地が良かったからだろう。きっと。

そういった「価値観の差を気付かされる/価値観を変える」きっかけがありながら、

「コミュニケーションスキルもなく、独自の価値観も無く、価値観を表現出来ない」状態というのが、

そんなに長い時間、維持する事ができるんだろうか。そんな状態は耐えられないんじゃないか、と思った。

そんな苦しい状態が続くのなら、どこかで割り切るのではないだろうか。逃げるみたいな表現だけど。

ので、大半の「ネクラ」というか「オタク」は、自分を割り切っているので、問題がないと思った。

なので、ここで言う「なんとなくオタクになってしまった人」ってのは、意外と少数なのでは。

では、マイノリティに分類される「オタク」のなかで、さらに「マイノリティ」な、この「なんとなくオタクになってしまった人」は、どうすればいいのだろうか。

「自分を割り切る」ことよりも「苦しい現状」を選択した人たち。

そんな彼らに、「コミュニケーションスキルを上げなさい」とか、「価値観を構築しなさい」とか、「表現する方法を模索しなさい」といったところで、それを実行する気持ちまで持ち上がってくれるだろうか?

それらの行動をする事が、「割り切らないとできない」場合、その実行は難しそうな気がする。

・・・どうすればいいんだろうね。



で、これに絡んでなんですが、よくわからないのが、pippiさんとかが書いた、「オタクVSサブカル」に対する文章に対しての、過剰な反応。

本を読んでいないあたしが偉そうな事を言うわけじゃないけど、過剰に反応する人を見て、「なんだかなぁ」と思う。

pippiさんは、ごく普通に、オタクに対して感じたことを、普通に書いただけに見えるんだけど、

こことかこことかのコメントをみると、「悪質な煽り」だとか書かれてたり。(そんな風に書いてるのは一人だけだけど)

そんな、何か、心の琴線に触れる文章だったのかねぇ?



オタクやサブカルの人は、少なくとも、自分がマイノリティだってことの自覚ぐらいはあるわけだけど、

でも、なんで、「マイノリティ=暗い、悪い」と捉えちゃうのかがわからん。

ただ、「自分の好みが、大多数の人とは異なる」ってだけの事なのに。

あとは、人に迷惑をかけなきゃ、誰に文句を言われることがあろうか。

(だから、その点から、「アキバ系」とか言われてた、臭いオタは、蔑まれてもしょうがないとは思う。他人にとって、臭いは辛いんだよ。マジで)

あたしは、「ネクラ」とも呼ばれたし、「オタク」とも呼ばれたことがあるけど、これらの文章を読んでも、

「うんうん、わかるわかる」

と肯定的に理解した。決して、「何言ってんだ! こいつ!」と感じる部分はなかった。

それは、さとう珠緒の「電車男」の書評を読んでもだ。ってか、あれは痛快だった。

(ってか、さとう珠緒「好きなマンガは『寄生獣』」って、あたしと同じダヨ!!ヽ(´ー`)ノ)

これらの文章に対して不快感を持った人間は、いったい、どの部分に、どんな感情を持ったんだろう。

ぜひ、教えてほしい。いや、教えてちょうだい。煽りでも何でもなく。正直な気持ちとして。

・・・それを表明/表現することが、相互理解の一歩だと思うしねぇ・・・。





ってか、なに長文書いてるんだろ、あたしってば(笑)





で、一つの疑問。



「『オタク』と呼ばれる人たちは、TVドラマ『電車男』を見ているのか?」



ちなみに、あたしは、見ていません。あれは、Webのログだけで十分です。




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