友人に、娘さんが生まれた。
友人は、「子供には、宇宙飛行士になってもらいたい」と思ったらしい。
しかしながら、現在まで、実際に宇宙まで(どこまでが地球圏で、どこからが宇宙かはおいておいて)行った人間は1000人に満たない。
つまり、「地球以外」の世界を経験した人間は、1000人/60億人以下、ということだ。
(人類の歴史から考えたら、もっと割合が少ない)
あたしも、可能な事なら、「宇宙」を経験したかった。
しかし、今の年齢から、実際の宇宙を経験するのは、まず、無理だろう。
なので、こう思うことにする。
もし、仏教で言うところの「六道輪廻」が本当なら、あたしの来世以降、あたしの魂のいずれかにおいて、宇宙に行くことが可能であれば、それでいい。今のあたしが行けなくても、いつかは、あたしの魂が宇宙に行けるのだから。
もし、「六道輪廻」がなく、魂は今生きている一世代限りのものであるならば、あたし以外の魂でもかまわないので、誰かの魂が宇宙に行ければ、それでいい。それは、誰も宇宙に行けない事、誰も宇宙を経験出来ないことよりも、はるかに良い事だから。
誰かが宇宙に進出する事によって、「地球にしか生命がいない」ということが反証され、「われわれ以外にも他の星々に生命が存在する」ということを願いつつ、そう思う。
あたしは、今、自分が「地球の外」を実感すること、知る事ができない事を嘆かない。我々「人類」、いや、人類以外であっても、遠い未来においてであっても、「われわれはひとりぼっちじゃない」ということがわかるのであれば、それだけで、すばらしいことだと思っている。
遠い未来の、遠い世界の、遥か彼方にいる友人に、この気持ちが伝わるのであれば、それだけで、良いと思う。
「We are NOT alone.」 この言葉を信じていきたいと思う。
地球だけにしか、生命体がいない、なんて、なんて哀しく、なんて寂しい現実なのだろうか。
そんな現実は、信じたくないのだ。
われわれには、まだ見ぬ遠い世界の友人がいて、われわれと同じように、仲間を求めて、友人を求めて、 コミュニケーションを望んでいるんだ、ということを信じたい。
・・・そうは思いませんか?
まぁ、酔っぱらってると、こんなわけのわからないことを書いたりします(笑)