M-1グランプリ2005が今週末にありますが。
ちょっと、昔のM-1を見直してみた。(2003まではDVDで持ってる)
・・・まぁ、審査員がアレだった第一回は除くとしても、
(第一回の視聴者審査員、あれは酷すぎだね。あのおぎやはぎにポイントを入れない関西人は酷すぎだよ)
やっぱり、お笑いがわかっている人が審査員にならないとダメなのかなぁ、と。
・・・何をもって、「お笑いがわかっている」とするかは置いておくにして、
少なくとも、「芸人の人気投票」にしてはいけないなぁ、と。
「○○が好き」=「○○は”必ず”面白い」ではないわけですから、
ネタの好不調があるにせよ、一発勝負の予選会なわけですから、
・・・たとえ、好きな芸人であっても、そのとき、面白くなければ「面白くない」と評価できる、
そういう人たちが審査しないと、結局は人気投票化しちゃって、ダメになっていくのかなぁ、と。
そういった意味で、「結成10年目までの若手」という縛りは正しいと思うし、
当時無名に近かった、千鳥や笑い飯、POISON GIRL BANDとかが決勝に残ってたのは、まだ審査が人気投票化されてない、健全な審査だったってことなのかなぁ、と。
今回も、アジアンやタイムマシーン3号とかが残ったりとかね。
(まぁ、アジアンもタイムマシーン3号も、過去に準決勝まで残った経験があるので、M-1歴はそれなりだけどね)
いや、品川庄司が面白くない、っていってるわけじゃないのよ?
準決勝のネタを見たわけじゃないし。
でも、ここ最近、漫才のネタ見てないし、相変わらず、品川が歌うネタなら、それほどではないだろうなぁ、と。
(出始めで人気が出ちゃって、漫才をしなくなっちゃったのが、品川庄司の不幸な点だとは思う)
個人的には麒麟が好きですが、「麒麟枠」と揶揄されるように、一部の特定票が入っているような気がしないでもない。
あと、万民受けが難しいであろう芸人さんとかが進出するのも難しいよなぁ、と。
・・・でも、東京ダイナマイトのネタが、みんなに受けるようでもどうかと思っちゃうしなぁ。
キングオブコメディも、万民受けしなさそうだしなぁ・・・個人的には好きなんだけど。
まぁ、「お笑いブーム」と言われていますが、ブーム時のモノは、それが過ぎ去ったときに消えてしまいますから、
ブームではなくなったときに、どれだけ残っていけるのかなぁ、なんて思ったりもします。
パッション屋良のようなネタ芸人には、ぜひがんばって欲しいとは思うけど。
ヒロシがどこまでヒロシであり続けられるのかも、気になるところではあるし。
っつーか、ギター侍、消えるの早すぎダヨッ!
で、誰か、オリエンタルラジオの面白さを、あたしに教えてください。
武勇伝ネタで笑ったことないんだよね、あたし。
あれがウケていると聞いたとき、
「あたしは、今のお笑いがわからなくなってるかも」
と思った。マジで。
と、とりとめのないことを思った。