検出ツールの開発者が語る,「Winnyを検出する方法」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20060411/235051/
そもそも、企業内ネットワークに対して「WinnyがインストールされているPCがあるか」を、ネットワ−クレベルで検知する必要性がわからない。
それは、前提として、「企業内PCがシステム管理者の管理外にある」ということになるから。
なら、まずはそれを是正すべきで、「Winnyが〜」なんてのは、後回しにしていい話でしょう。
第一、企業内PCでのWinny利用の停止は、ゲイトウェイでWinnyのトラフィックを止めるだけで済む話だし。
(Winnyネットワークに接続できないようにすれば、Winnyを利用する理由がないので)
あと、「Winny経由での情報漏洩」は、企業管理のデータが、個人PCに移行された事が主原因であるから、
「企業内PCにWinnyがあるかどうかの検知」なんてのは、それほど必要性があるとは思えない。
この記事自体は面白い記事だけど、実用性を考えると「?」と考えざるをえなかったのが正直な感想。
「漏洩してしまった情報の追跡や消去を支援するためのツール群も開発中」ってのは興味あるけどね。