塾に通えぬ小中学生に“公立塾”
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060416it01.htm
いや、塾とかに通った事がないので、よくわからんのだが。
少なくとも、受験で出てくる問題は、学習指導要領に則った問題が出ているわけだから、
基本的に出題範囲は、学校の勉強・教科書に閉じた問題だと決まってるわけだし。
参考書とかで、自分の知らない問題を解くことは重要だとは思うけど、
「学習塾」に行ったところで、どの程度その子の学力が伸びるのか、非常に疑問なんだが。
「塾」を「学校の延長」と捉えて、塾生同士で友人関係を作ったする機会を増やす、ってんならわかるけど、
純粋に「学力を伸ばす」ことを目的としているんなら、「塾」って必要か? という気がしないでもない。
・・・まぁ、塾に行った事もなく、予備校は高校三年時に月に一度ある模擬試験以外利用した事がないのでね、「塾」の実態がわからんのだけど。
(予備校の講義すら受けた事がないので)
それでも、公立の進学校に進み、三流ではあるけど理系国立大学に現役で合格して、そこの大学院まで進学して、そこそこ大手の企業に就職した人間なので、
「塾」ってモノが、「学力向上」に関して、どの程度寄与しているのか、正直、疑問なのよね。
赤本の過去問と、予備校が定期的にやっている模擬試験だけで十分だったけどねぇ。学校以外の勉強なんて。
しかも、好きでやってたから、苦痛に感じる事もなく、楽しく勉強してたな。気持ちとして。
数学や物理の問題が解けたり、英文が読めたりするのが、自然と楽しかったからなぁ。「理解できた」ことが快感で、癖になってたし。
大学入ってからも、大学の図書館で、専門ではないこと(心理学とか)を、趣味で自主的に勉強してたし。
・・・こういうのって、少数派なんですかねぇ。
個人的には、楽しかったですよ。もちろん、勉強だけでなく、普通に友人と遊びにいったりしてたし。バカな事もずいぶんやりました。
楽しくない事を無理矢理詰め込んでも、頭がおかしくなるだけじゃないの? って思ってるんで。
勉強が「楽しくない」のであれば、結局は身につかない「受験のための勉強」でしかないんじゃないの?
それって、なんか、時間の無駄のような気がするんだよね。
実生活で何の役にも立たない知識だろうし。(トリビアのように楽しめれば、また話は別だけど)
「塾」 に通わせている親は、そのあたりをどう思ってるんだろうね。