近所にいる野良猫のサバトラ猫兄弟(小さい頃はサバトラだと思ったんだが、最近、色合いがキジトラのような気もしてる)。片一方は「ボケボケちゃん」と呼んでいる。それは、小さい頃から、他の兄弟よりも、反応がワンテンポ遅かったからだ。あたしが近づくと、他の猫がパァっと逃げる中、この猫だけは、「なんでみんな逃げるの?」と、キョトンとした顔をしてあたりを見回しているうちに、あたしに近づかれて、頭を撫でられる猫だったからだ。
撫でられ慣れたせいか、もう「ボケボケちゃん」は、あたしが近づいても逃げない。むしろ、撫でられるのを待つように,
ねだるように鳴く。この「ボケボケちゃん」を見かけるたびに撫でるのが最近の日課。
なぜか、小さな頃から警戒心が薄い「ボケボケちゃん」。この猫を撫でていると、気持ち良さそうに鳴く。
その鳴き声を聞いて、「俺も撫でてくれんか?」と同じサバトラの兄弟猫が寄ってきて撫でるのをせがんで来る。その光景を見て、他の兄弟も多少警戒心を解いて近づいてくる。「ボケボケちゃん」の兄弟サバトラ猫とは違って、他の兄弟は撫でさせてくれる距離までは近づいてこないけど。
しかも、「ボケボケちゃん」を撫でてないと他の猫は近寄っても来ない。逆に近づくと逃げる。ほんと、ゲンキンなやつらだ(笑)
で、最近、この野良猫達に、猫家族が増えたみたい。
ちらりとしか見なかったのだが、この野良猫兄弟達の、灰色トラ猫が子供を3匹ほど産んだ模様。お母さんにそっくりの灰色トラの子猫三匹がお母さん猫のお腹に顔を埋めていた。
見た感じ、手のひらサイズの子猫達だったので、まだ、生後数ヶ月も経っていない感じ。
今度、うまい具合に見つけられたら、写真を撮ることにしようと思う。
病院に行く途中にある駐車場で、また、三毛猫ちゃんが寝ていた。近づいて頭を撫でる。あいかわらず、この三毛猫ちゃんも警戒心が薄い。
病院の帰りにまた駐車場に寄ってみたら、親子連れが、駐車場にたたずんでいる三毛猫ちゃんを面白そうに見てた。子供に近づかれても、三毛猫ちゃん、逃げる気配も見せずに大あくび。
2〜3才の子供には、不思議な、面白い動物に見えるんだろうなぁ。野良猫って。
人間以外の動物がいる、ってことを早くから知っているってのは大事だよなぁ、と思った。
・・・あたしが住んでいるのは、平和な地域だなぁ、と思った。