「はやぶさ」データアーカイブ公開、さらに4/25に帰還開始宣言、しかし……
http://slashdot.jp/science/07/04/24/1258221.shtml
がんばれー、はやぶさー(;´Д⊂)
しかし、はやぶさの状態は、以前にも増して厳しい状態になっている。
- 常時使用できるイオンエンジンスラスタは1機のみに。
- 当面、一番安定しているDスラスターを使用するが、既に使用が11100時間を超えており、設計寿命(14000時間)に迫っている。帰還には数千時間使用しなければならない。
- スラスタを2機使用して、唯一生き残っている姿勢制御ホイール(Z軸)を使わない期間を設ける予定だったが、スラスターが1機しか使えないので常時Z軸ホイールを運用する。
「スラスター1機でも戻れる軌道がある」(國中教授)という事で、帰還の望みはまだあるが、DスラスターやZ軸ホイールが故障しただけでも望みは絶たれるかもしれない。川口プロジェクトマネージャーの、
という言葉が現状を端的に表している。今まで、綱渡りではやぶさの運用をしてきたISASはやぶさプロジェクトチームを称え、皆で一緒に探査機はやぶさの幸運を祈りたい。
「帰還できないわけじゃない」
ISASはやぶさプロジェクトチーム、がんばれー(;´Д⊂)