今回のお題は、「とりあえず、素組みしてみる」
事の発端は、これ。
MG 1/100 RX-93-ν2 Hi-νガンダム (機動戦士ガンダム 逆襲のシャア)
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2007/02/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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たまたま見かけた、これのデキが、あまりにもあまりにもだったので、
「こうなりゃ、あたしが、本当の『Hi-νガンダム』を作ってやる!」
と思った。思っちゃったんだ。困った事に。
んで、とりあえず、勢いに任せてMG「Hi-νガンダム」購入。
で、「実際にどれだけ酷いのか」を確認するために、そのまま組み立ててみた。まっさらの「素組み」です。
フィンファンネルコンテナを付けなけりゃ、「νガンダム」と勘違いするような細さ。
フィンファンネルコンテナを付けると、「ストライクフリーダムガンダム」と勘違いするような細さ。
なんじゃこりゃ?
・・・想像以上に酷い。酷過ぎる。
というか、これ、別のMSだろ。「Hi-νガンダム」じゃないだろ。
なんか、別のガンダムシリーズに登場するMSかなんかじゃないのか?
そう考えると、まぁ、見れなくもない。というか、このデカいシールドは嫌いじゃない。が、これは決して、「Hi-νガンダム」じゃない。別の「ナニカ」だ。
つーか、シールド外すと、とたんにかっこ悪くなるよ?(´・ω・`)ダメジャン。
でも、素組みをイロイロいじったら、何となく、問題点が見えてきました。既存キットのままでも、フィンファンネルを思いっきり下に向けると、見れなくもない。Wガンダム程度には大人しくなる。
意図的に横に広げるようにすると、「エンドレス・ワルツかなんかですか?」って思ったりもする。
逆に目一杯展開すると、ガンダムXっぽくも見える。どっちも宇宙世紀のMSじゃないけどな(笑)
そういう意味で、プレイバリューは高いかもしれない。どんなポーズもそつなくこなすし。
とりあえず、素組みで、可能な限り、納得できるスタイルにすると、こんな感じ。
ただ、やはり、このキットの最大の問題点は、これが「Hi-νガンダム」という商品名であるということだ。
これが、あの「Hi-νガンダム」のMGである、ということが問題なんだ。それが何よりも納得いかない。
しかし、これを、これを母体に、あの「Hi-νガンダム」にってか・・・冷静に見ると、まともに使えるパーツを探す方が難しいかも。
まず、全体的に細すぎ。νガンダムとイメージが変わらない細さって、Hi-νガンダムとして、どうなのよ?
んで、顔のイメージも違う。
肩〜胸部の形状がぜんぜん違う。
腰、ボリュームなさすぎ。
足はもはやまったくの別物。とにかく、下半身のボリュームが無さ過ぎる。
フィンファンネルコンテナ、広がり過ぎ。ストライクフリーダムじゃねぇんだから。ガンダムSEEDのMSかよ。
スタビライザーは、何をどうするとこう変わるんだ?という酷さ。Zガンダムじゃないんだから。なんのためのパーツだ、こりゃ?
プロペラントタンク・・・ここまでくると、もはや何も言えない。あの特徴的なデカさはどこにいってしまったんだ?!
カラーリングもかっこ悪いし・・・。
これが「公式設定」! もはや「絶望的状況」としか言えない。
こんな細い体型で、あれだけの数のアポジモーターとフィンファンネルがコントロールできるわけないだろ! すぐにエネルギー切れを起こして稼働不能になるわ!ヽ(`д´)ノどこに燃料積んでんだよ!
格好だけで、使えないMSの典型デザインだな。こんなんでは、ナイチンゲールに一蹴されるザコMSだよ。
さて、これを元に、「Hi-νガンダム」を改めて作るわけだが・・・そのまま使えるのは、関節と、パーツ接合の基部と、腕部くらいか?
あとは、芯材としての利用か。
こりゃ、予想通り、切り刻んで、パテの塊になるな。
とりあえず、
機動戦士ガンダム逆襲のシャア (Dengeki comics―データコレクション)
- 作者: メディアワークス,オーパーツ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 1998/07
- メディア: コミック
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に載っていたデザイン画、
と、B-CLUBで出していたガレージキットを参考に改修してみますよ。
B−CLUB RX−93−ν−2
http://www33.ocn.ne.jp/~a_engineering/seihin/hi_new_gun.html
なんか、自分から底なし沼に落ちたような気がしないでもない・・・(´・ω・`)完成するんだろか?
あまりのめんどくささに、これが最初で最後になりそうな気がしないでもない。