陽子の本当の大きさがわかった! 物理学者はパニックに
http://www.gizmodo.jp/2010/07/post_7307.html
この記事読んで、他の人も、「10兆分の3ミリなんて」と本気に思っているようなら、「バカ」確定ですよ。
最新の測量結果によりますと陽子の大きさが今まで考えられていたものよりも、どうやら0.00000000000003ミリメーター小さいということがわかったそうです。10兆分の3ミリなんて...、と思いますが、物理学者にとってみると大パニックの誤差のようです。
つまり、この測定結果が意味するのは、従来考えられていた値よりも、4%も小さかったということなわけです。
今まで科学者達の考えていた陽子の半径は0.8768fm、最新の測量ではこれが約0.03fm減の半径0.8418fmに。
これの重大さに気がつかない人は、消費税が何パーセントになっても気にしない人なんだろうね(笑)その人の視点から見たら、消費税なんて「たった5%」なわけだから(笑)
26cmの足のサイズの人が、25cmの靴を履くのにほぼ等しいんだけどな。「たった」じゃないんだよ、4%って値は。
・・・ま、実際には「陽子の大きさ」なんてのは確定的には決まらないんだけどな。
しかし、これは「強い力」の及ぶ範囲が意外と大きい事がわかったということになるのか。原子核の大きさが従来よりも小さかったことを意味するのか。それだと電磁気力の計算式に修正がいるなぁ。これ、追試必須だけれども、量子力学に修正が加わるな。間違いなく。