「仕事でうつ病になる理由は、仕事量よりも上司の質による」オーフス大学の研究結果
http://labaq.com/archives/51836039.html
いやいやいやいや、仕事量では壊れないんだよ。そうそう壊れない。仕事量だけ、なら。
その結果、驚くことに仕事量の多さはうつ病への影響は少なく、上役から不公平に取り扱われるといった仕事環境が、被雇用者の気持ちに大きな影響を与えていたことが判明しました。
このことから、仕事量を減らすことでは職場のうつ病は改善しないとの結論に至ったそうです。
(もっともデンマークの公務員の場合、過酷な長時間労働や残業は少ないと思われるので、日本の労働環境をそのまま当てはめられないかもしれませんが。)
その仕事量に対しての評価がない/ケアがない/物理的に無理なことを言っても「精神が足りない」と理不尽なことを言われる/マネージメントすらロクに出来てない、そういう人が「自分よりも仕事上立場が上」で、「自分に命令し、仕事を強要する」ことで、壊れちゃうんだよ。
そして、残念なことに、その手の人間は「自分に問題がある」とは、これっぽっちも認識しないので、同じことを繰り返す。特定の部署や特定の会社が「ブラック」と言われても変わらないのは、上が変わらないから。「自分たちがおかしい」だなんて、露程も思ってないよ。社会的に叩かれると、表面上は陳謝するんだけれども、心の中では、
「何で俺が頭下げなきゃいけないんだ。おかしいだろ。クソが」
としか思ってません。そんな上司からは逃げた方が良い。あなたが壊れてしまう前に。「逃げること」は恥ずかしいことじゃないよ。自分の身を守るための「逃げ」は何も問題はない。「あいつ、逃げやがった」なんて言う元上司の言葉なんか気にしたらダメなんだ。逃げていいんだよ。あなたとあなたの家族のためにも。(そういう言葉まで気にする繊細な人だから、そういう言葉を気にして、心を壊してしまうのだけれどもね。気持ちはわかるが、逃げろ。それが経験者からのアドバイスだ。)