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「サイバー犯罪」とされる犯罪の何割が、サイバー関係の「独自」の犯罪なんだろうか。



警察白書:「サイバー犯罪検挙」過去最高 06年版

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060721k0000e040022000c.html


思うのがね、ただ、それが行われる場所がネットに変わっただけで、旧来からある手法の犯罪を、「サイバー犯罪」と呼んでいいものかどうか、という気がするのよ。

「インターネットオークションの詐欺」なんてのが、その典型で。

・・・いや、普通に嘘ついて金品をだまし取る「詐欺」は昔っからあったんだから、ネットオークションでも同様に起こりえるものとして最初っから認識してたもんでねぇ。「インターネットオークションの詐欺」を「サイバー犯罪」と表現するのは、違和感を感じるんですよね。

そのあたりの区別というか意識は、たぶん無いんだろうな。もしくは意図的に混同させてるか。

・・・混同させておいた方が、報告書として、「増加しているから注意した方がいい」という結論を導きだせるからね。

どうにも、司直関係の人は、ネット関係の行為を規制したいようにしか見えないので、この手の報告書も、そういう風潮を作り出すために、「ネット犯罪は増えてます」という認識をさせて、「規制強化の方向に」という話に持っていこうとしているように見えなくもない。

まぁ、本当にそうかどうかは、オリジナルのデータを見て、自分で判断するしかないんだろうなぁ。



あと、「Winnyによる情報漏洩」は、ウイルスの結果としての流出なので、「犯罪手口」というよりは、「過失」に近いんじゃないの?

「情報漏洩させるようなウイルスをばらまく行為」は「犯罪手口」というか「犯罪」だろうけど、その結果としての「情報漏洩」そのものは、漏洩させた人の「過失」じゃないのかなぁ。

だって、たいていの場合、漏洩した情報自体、そのPCに、本来なら入っていてはいけないものだったわけだし。

感染者個人の情報の流出に関してはそのウイルスが引き起こした「犯罪」だろうけど。でも、「名簿が流出」とかは、その名簿を入れていた人の「過失」の問題でしょう。つまり、その「漏洩させた」人が加害者。

少なくとも、あたしはそういう認識です。「Winnyによる情報漏洩」に関してはね。

だから、「Winny経由で情報漏洩させるウイルスが原因で防衛庁の極秘資料が流出」なんてのは、「サイバー犯罪」じゃない。それを漏らした防衛庁の人間の「過失事件」という認識です。「極秘資料の流出」に関して悪い(加害者)のは防衛庁の人間。

この白書では、そういう認識をしているのかなぁ? どうなんだろ?





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