YouTubeの対応はもどかしい”――JASRACらが会見
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0708/02/news101.html
自分がYouTubeの動画を公開している行為は、著作権の「公共放送権」だかなにかに抵触するのは理解してます。
でさ、じゃあ、古いPVを、きちんとした手続きに則って公開したい時の、正式な窓口と、
「どんな古いものであっても、破棄せずに維持・管理する体制」
を、著作権管理団体は、ちきんとしておいて欲しいんだけど。
つまり、「絶版状態」をなくしてくれ、ってことですよ。「管理する」ってのは、そういうことだろ?
「著作権は著作者の死後50年保障される」のなら、ちゃんと、著作者の死後50年まで、あらゆる著作物が遺失しないように管理して欲しいわけ。そのコンテンツの流通そのものがなくならないように、「コンテンツとしての命」を維持させて欲しいわけ。
それをしようともしないで、権利だけ主張するのは間違ってます。すべての著作物に対する管理責任を果たしていないんだから。
古いCDでもPVでも、きちんと対価を払えば手に入る(閲覧できる)状態を維持してくれるんなら、それに従いますよ。
で、著作権を主張・行使しようとしている人は、その管理責任を果たしてますか?
「権利」には「責任」が伴うわけだが、現状、著作権関連の管理団体は、その「責任」を果たしているとはとうてい思えません。
・・・こいつら、現在流通していない、絶版モノを手に入れるのに、どれだけの苦労をしていると思ってるんだか。
(この意見が「盗人猛々しい」のも理解しているけどさ。ぶっちゃけ、「絶版物」を取得する権利を理解していない、権利者団体の態度が気に入らないんだよね。)