自分が描きたかったイメージが、自分より遥かに高い技倆レベルにおいて完成されているのを目の当たりにすると、
あまりの壁の高さに、レベルの違いを実感して、「絶望」しか生み出さないな。本当に。
まぁ、あたしの人生は、そんな「絶望」ばかりの人生だったわけなので、そういう経験も初めてではないのだが・・・ちょっとひさびさにかなりヘコんでいる状態。
いや、あのね、今回は、本当に、どうやれば、そこに辿り着けるのか。道筋すら見えねぇよ(´・ω・`)どうすりゃいいのさ。
それこそ、これまで通り、全力で「試行錯誤」するしかないんだろうな。トライ&エラー。それも、血反吐を吐くくらい全力で。
・・・それでも麓にすら辿り着ける自信がないけれどもね。そのくらい、今、自信喪失状態(´・ω・`)ショボーン
ま、それ以前にこの類いの事柄に関しては、素人同然なんで「自信」なんてなかったはずなんだけどな。なぜ、それなのに「打ちのめされている」のか。
ちなみに打ちのめされたのは、これのOP曲。
化物語 第三巻 / するがモンキー (完全生産限定版) [DVD]
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なぜか、このOP曲、「ambivalent world」
化物語 op 「ambivalent world」 full 高音質 歌詞あり
http://www.youtube.com/watch?v=p-uQ0VGrs5M
この曲に打ちのめされた。メッタ打ちにされた。自意識/自信がボッコボコにされた。
あたしが感じていた、想像していた、描こうとしていた、思い描いていた、表したかった、その世界の一部が、
「自分の才能と技倆を越えたレベル」
で、綺麗なまでに作られていたからだ。自分が作りたいものが、それ以上のレベルで、すでに表現されていたからだ。
「モノ作り」をアイデンティティの一つにしていた人間にとって、この「越えられない壁」を突きつけられる、という現実は、かなりダメージがでかいンですよ。おそらくみなさンの想像以上に、今のあたしはヘコンでますよ。今つけ込めばこの人に好きな事をきかせられますよ。ヘコみすぎて自我による自己コントロールが非常に不安定な状態なので。
他の曲では感じた事のない敗北感。「これを越えられない」という絶望感。(その裏にあるのは、「自分なら努力次第で大抵の事は辿り着ける」という無根拠な自信があったからなわけだが。プロ相手に「対等」と思っていた無根拠な自信。その自信の完全なる崩壊。)
ここに辿り着くにはどうしたらいいのだろうか。これに到達するにはどうしたらいいのか。少なくともその領域に近づくにはどうしたら。
それを考えただけでも涙が出てくる。ただただ涙がでてくる。この涙は悲しいから出る涙なのか、悔しいから出る涙なのか。おそらくその両方ではあるのだろうが。
・・・んで、話は変わりますが、「化物語」DVDの「あとがたり」を聞く限り、声優陣のこの作品に対する受け止め方と、あたしの物語の受け止め方が、「ぜんぜん違う」ことがわかった。それは面白かった。
たぶん、あたしの受け止め方の方が「少数派」なんだとは思う。「忍野メメLOVE!」は共通ではあっても。
具体的に言えば、あたしにとって「羽川翼」は「気持ちの悪い化物」としか映らない。あれが「理想の女性」? その感覚が良くわからない。あれは、「人間以外の何か」だ。「自分の気持ちは誰にも見せる気がないのに、自分以外の人間の気持ちを丸裸にしないと気がすまない、傲慢の塊、化物」だ。
(「傷物語」「化物語」「偽物語」、既刊全てを読んでの判断です。アニメだけでの判断ではないことは言っておきます。)
羽川翼よりも、戦場ヶ原ひたぎや神原駿河の方が、よほど「女性として魅力がある」と言っておこう。これだけは譲れない(笑)