<サッカー監督>オシム氏、08年まで2年契約を希望
http://wc2006.yahoo.co.jp/hl?c=event&a=20060626-00000120-mai-spo
オシムが代表監督になってくれるのは、素直に嬉しいですが、この判断については、日本サッカー協会に不信感を持たざるを得ない。
健康に問題があると言われているオシム氏の招聘を、なぜ、4年も遅らせたのだ、と。
監督未経験のジーコなどに要請せずに、トルシエ→オシムで良かったじゃないかと。
この判断が、日本代表の「失われた4年間」を作り出しただけでなく、オシム監督の年齢問題まで意識しなければいけなくなった。
これは、完全に、日本サッカー協会のミスでしょう。
そのミスを帳消しにしてくれる、オシム氏の手腕に期待したいです。
さて、オシム氏が代表監督になったら、どんな名選手であろうと、まずは、徹底的に走らされます。90分走り続けることのできない選手は、たとえ個人技が凄かろうとも、評価されません。
きちんと走って、走った上で、自主性を持って、各戦術をきちんとこなすことができる。これがオシム氏の基本的方針ですから。
90分走りきることもできずに、途中でヘバルような程度のスタミナの持ち主は、どんなに芸術的なFKが蹴ることができても、オシムの構想からは外れるでしょうね。良くて、スーパーサブ扱いかと。
さぁ、走れるサッカーに日本は生まれ変わるのか。楽しみではあります。
(ただ、今の日本代表のメンタリティは、そういう基礎的な努力を嫌う傾向があるので、選手と監督の意見がぶつかることは想像に難くないし、ただ、何の意識も無く、ダラダラと90分走るだけで満足するようなメンタリティの低い選手が現れることも想像に難くない。このプロ意識の低さ、メンタリティの低さが、「ジーコの残した負の遺産の一つ」だと思うのです。)